遠藤印刷 代表の遠藤です。工学系大学院の機械工学専攻で修士課程を修了後、大手ゼネコンでの施工管理経験を活かした徹底的な品質・工程と工数管理を強みとしています。運営に必要だと感じ、3年前に日商簿記2級を取得しました。
 組織として創業55年の現場力を活かし、お客様の印刷業務における効率化とコスト最適化の支援に日々邁進しております。

下記のお悩みも解決策をご用意しております。

「年賀状にどう書けば自然か」

「目上の人に失礼はないか」

「喪中や返信遅れの扱いはどうするか」

 本記事は、2027年の干支が本当に羊でよいのか確かめたい方へ向けて、未年の基本・年賀状の書き方、避けたい表現、「ひつじ」にちなむ言葉までを整理した記事です。

未のイラスト

2027年の干支は「未」・動物で言えば「羊」

 2027年は令和9年で、干支まで含めると「丁未」です。十二支の表記では「未」、そこに対応する動物が「羊」です。つまり、日常会話では「ひつじ年」と言って問題ありませんが、十二支としての正式な文字は「未」と押さえておくと迷いません。
 「干支」は本来、十干と十二支を組み合わせた呼び方です。
年賀状や会話では「今年の干支」として十二支だけを指すことが多いものの、正確には2027年は「未」だけでなく「丁未」と表現します。
違いを知っておくと、見出しや賀詞の説明に深みが出ます。

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「未」「ひつじ」「羊」はどう使い分けると自然か

 下の表の感覚で使い分けると書きやすくなります。

使う場面おすすめ表記考え方
見出し・賀詞まわり未年十二支の文字として整いやすい
本文・読みやすさ重視ひつじ年やわらかく伝わりやすい
イラスト・デザイン絵柄やビジュアルと相性がよい

 十二支の文字が「未」で、対応する動物が「羊」であることが土台です。
改まった文面では「未年」、親しみを出す説明やデザインでは「ひつじ」「羊」を記載という使い分けが無難です。

年賀状で外しやすい4つの基本ルール

投函時期は早めに確認する

 日本郵便が公表している直近の年賀状案内では、2026年用の引受開始は2025年12月15日、元日に届ける目安は12月25日までの差し出しとされています。
 2027年用の正式日程は今後の公表確認が必要ですが、 年末ぎりぎりに出せばよい というのは危険です。年賀状は内容づくりより、住所確認と投函時期で遅れやすいからです。 (郵便局 | 日本郵便株式会社)

句読点は入れないほうが無難

 日本郵便の年賀状マナー解説では、年賀状では句読点を使わない書き方が案内されています。現在は絶対的な禁止ルールというより慣習として理解されますが、お祝い事に「区切り」をつけないという考え方が背景にあります。
迷うなら、読点と句点を抜き、改行で読みやすさを作るのが安全です。

「去年」は避け、「昨年」「旧年中」を使う

 年賀状では「去年」の「去」が忌み言葉とされるため、「昨年」や「旧年」といった置き換えるのが一般的です。
 また、「新年あけましておめでとうございます」や「一月一日 元旦」のような重複表現も避けたほうがよいとされています。
書き慣れているほど、ここは無意識に崩れやすい部分です。

目上の相手には賀詞の格を合わせる

 親戚や上司など、敬意をはっきり示したい相手には「謹賀新年」「恭賀新年」のような四文字賀詞が一般的とされています。
 反対に、「賀正」「迎春」などの短い賀詞は、敬意の強さという点ではやや軽く見られやすいため、相手との関係を考えて選ぶのが無難です。
さらに、賀詞を二つ重ねるのも避けたほうがよいとされています。

喪中と返信遅れは、普通の年賀状にこだわらない

 喪中はがきを受け取った相手には、通常の年賀状を控えるのが一般的です。
やむ負えず挨拶が必要な場合は、お祝いの表現を避けた年始状にする。または、松の内が明けた後に寒中見舞いで送る方法があります。
日本郵便の案内でも、喪中相手への年賀状は控え、必要に応じて年始状や寒中見舞いを使う考え方が示されています。 (print.shop.post.japanpost.jp)
 また、返信が1月8日以降になってしまう場合は、年賀状ではなく寒中見舞いに切り替えるのが一般的です。
 出すこと自体より、「遅れたのに通常の年賀状文面をそのまま送る」ほうが不自然になりやすいので、形式を切り替える方法もあります。

2027年の未年にちなんだ言葉は、やさしさと実りで組み立てる

 未年で大事なのは、単に羊のイラストを並べることではありません。
年賀状では、相手が受け取った瞬間に「穏やか」「やわらかい」「感じがよい」と思える言葉を添えることが重要です。
 羊は見た目の印象として親しみやすく、未の字も年の節目を整った形で示せるので、年賀状では「穏やかさ」「調和」「実り」「前進」を軸にすると文面とのバランスが取れます。

一例 個人・仕事関係

個人向け

  1. 本年も穏やかで実り多い一年となりますようお祈り申し上げます
  2. 未年にちなみ 一歩一歩着実に歩む年にしたいと思っております
  3. 羊のように和やかな気持ちを大切にしながら 今年もどうぞよろしくお願いいたします

仕事関係

  1. 旧年中は格別のご厚情を賜り誠にありがとうございました
     本年も着実に歩みを進めてまいりますので ご指導のほどよろしくお願い申し上げます
  2. 未年の始まりにあたり 皆さまとのご縁を大切にしながら より良い仕事に努めてまいります
  3. 本年も和を大切にし 誠実に一つずつ成果を積み重ねてまいります

 ここでのポイントは、羊っぽさを無理に言葉へ押し込まないことです。「もこもこ」「かわいい」を前面に出すと、相手によっては幼く見えます。大人向けの年賀状では、干支は絵柄や一言のきっかけにとどめ、本文は礼儀と感謝を軸にしたほうが失敗しません。

迷ったら、この3要素だけで完成

 年賀状の文章は、長いほど良いわけではありません。迷ったら、次の3要素で十分です。

  1. 賀詞を1つ
     例:謹賀新年
  2. 感謝か近況を1つ
     例:旧年中は大変お世話になり誠にありがとうございました
  3. 新年の一言を1つ
     例:本年も実りある一年となりますようお祈り申し上げます

 この型なら、句読点なしでも読みやすく、賀詞重複も起こしにくい点、送り先への調整もしやすくなります。年賀状はセンスより順番です。順番が決まれば、干支の言葉も自然に入れられます。

まとめ

 2027年は「未年」で、動物に当てると「羊」です。
年賀状で相手に伝わるのは「干支の知識量」ではなく、「伝えたい言葉を書いたか」です。2027年の未年は、派手さよりも、穏やかさ、調和、実りを丁寧に伝える年賀状と相性がよい年です。
 まずは送り先を、仕事関係、親族、友人の3つに分けて、それぞれ1文ずつ下書きしてみてください。

Q&A

2027年 未年Q&A

年賀状の書き方や表記ルールを、収納式でわかりやすく整理しました。

Q1. 2027年は羊年で合っていますか?
はい。2027年は十二支では「未」で、動物に当てると「羊」です。干支まで含めると「丁未」です。
Q2. 年賀状には「未年」と「羊年」のどちらを書くべきですか?
改まった見出しや説明では「未年」が整いやすいです。親しみやすさを出す本文やデザインでは「ひつじ」「羊」も自然です。土台の知識としては、十二支の文字が「未」で、対応する動物が「羊」です。
Q3. 年賀状で「去年」は使ってはいけませんか?
年賀状では忌み言葉を避ける考え方があり、日本郵便も「去年」ではなく「昨年」「旧年」を使う案内をしています。迷うなら置き換えるのが安全です。
Q4. 句読点は本当に入れないほうがいいですか?
日本郵便のマナー案内では、年賀状では句読点を使わない書き方が紹介されています。絶対規則というより慣習ですが、迷うなら入れないほうが無難です。
Q5. 返信が遅れたらどうすればいいですか?
松の内を過ぎたら、通常の年賀状ではなく寒中見舞いに切り替える案内があります。1月8日以降になった場合は、その形のほうが自然です。 出典表記を入れる場合は、本文下に「出典:日本郵便」などを追記してください。

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この記事を書いた人

代表取締役 遠藤豊明

新卒で大手ゼネコンに入社し、トンネル工事の施工管理を中心に建設プロジェクトに携わる。
工程・品質・安全管理や関係各所との調整業務を通じて、現場での進行管理を経験。
 その後、大手印刷会社にてITインフラ部門に所属し、社内IT基盤の運用・管理や業務システムの安定稼働を支える業務、拠点拡張プロジェクトに従事。
 営業活動を通じてお客様の課題解決を提案したいと思い、不動産賃貸仲介業務に勤務し、法人・個人双方の顧客対応や契約業務を通じて、現場目線での課題解決や調整業務に従事した後、有限会社遠藤印刷へ入社。