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「パソコンではキレイなのに印刷すると色が変…その理由はCMYK!」

なぜCMYK変換が必要?RGBとの違いや変換方法をやさしく解説


パソコンと印刷で「色の作り方」が違う?

パソコンで見る画像と、印刷したときの色が「なんか違う」と感じたことはありませんか?
それは、パソコンと印刷では色を表現する仕組みが違うからなんです。

この記事では、パソコンで使われる「RGB」と、印刷で使う「CMYK」の違いついて、初心者の方にもわかりやすく解説します!

 

各印刷会社様によって違いがあることもありますので、ご参考としてご覧ください。


目次

 

  1. RGBCMYKってなに?
  2. なぜ印刷はCMYKじゃないとダメなの?
  3. RGBのまま印刷したらどうなるの?
  4. RGBからCMYKに変える方法(やさしく解説)
  5. 変換前にプレビューでチェックしよう
  6. まとめ

1. RGBCMYKってなに?

 

■RGBとは

RGBは「赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)」の光を混ぜて色を作る方法です。
テレビ、スマホ、パソコンなど、画面で見るものはこのRGBで色を表示しています。

■CMYKとは

 

CMYKは「シアン(青っぽい色)・マゼンタ(ピンクっぽい色)・イエロー(黄色)・ブラック(黒)」のインクを混ぜて色を作ります。
印刷物ではこのCMYKを使って色を表現します。

 

                   RGB                              CMYK


2. なぜ印刷はCMYKじゃないとダメなの?

 

光とインクでは、色の出し方が違う

パソコンやスマホは光で色を見せていますが、印刷はインクを使うので、同じ色でも見え方が変わってしまいます。

RGBのまま印刷すると、画面ではキレイに見えても、印刷するとくすんだ色になってしまうことがあるんです。

■CMYKでは出せない色もある

 

RGBでは出せるけど、CMYKでは出せない色もあります。
たとえば「蛍光色」「金・銀のようなキラキラした色」「淡いパステルカラー」などは、CMYKではうまく出ません。


3. RGBのまま印刷したらどうなるの?

 

思っていたよりくすんで見える

RGBで作ったデータをそのまま印刷すると、鮮やかだった色が地味になってしまうことがあります。
だから、印刷前にCMYKに変えて、色味を調整することが大切なんです。

特別なインクを使えばキレイに印刷できることも

 

「特色インク」という特別なインクを使えば、鮮やかな色やメタリックな色も印刷できます。ただし、費用が高くなったり、印刷会社によっては対応していない場合もあります。


4. RGBからCMYKに変える方法(やさしく解説)

 

■Photoshopを使う場合

  1. まずは画像の彩度を少し上げましょう
    (変換すると色が暗くなりがちなので、少し明るくしておくのがおすすめ)

- 上のメニューから「イメージ」「色調補正」「色相・彩度」
 - 「彩度」をお好みに設定

  1. 次にCMYKに変換します

- 「イメージ」「モード」CMYKカラー」をクリック
 - これでCMYKに変換されます!

■Illustratorを使う場合

Illustratorでは、最初からCMYKモードで作るのがおすすめです。

- 「ファイル」「ドキュメントのカラーモード」CMYKカラー」にチェックを入れておけばOKです。

■WordPowerPointなどのOfficeソフトの場合

WordPowerPointでは、CMYKに変えることができません。
印刷するには、一度PDFに変換してから入稿します。

 

ただし、PDFRGBのままなので、印刷すると色が変わることもあります。最初から落ち着いた色で作ると、印刷後のギャップが少なくて済みますよ。


5. CMYKに変える前に「プレビュー」で確認しよう

 

Photoshopでは、CMYKに変換する前に印刷後の色味を「プレビュー」で見ることができます。

  • 「表示」「校正設定」「作業用CMYK」にチェック
  • 「表示」「色の校正」をクリック

この操作をすると、印刷されたときの色味を画面で確認できるので安心です。

 

また、変換前のデータは残しておいて、コピーを使ってCMYKに変換すると失敗しても安心です。


6. まとめ

 

 

印刷するデータは、RGBからCMYKに変換することで、色のズレやくすみを防ぐことができます。
せっかく作ったデザインが「なんかイメージと違う」とならないように、印刷前にCMYKへの変換と色味チェックを忘れずに!